モンゴルってどんな国?―旧正月(ツァガンサル)―
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- 2月26日
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更新日:2月27日
Human Connectのモンゴル紹介ブログへようこそ。本ブログでは、モンゴルに興味を持っていただけるよう、様々な角度から記事を書いていきたいと思います。
モンゴルの旧正月、ツァガンサルのお祝い
2026年2月18日は、モンゴルのお正月「ツァガンサル」でした。
ツァガン=白、サル=月という意味で、長い冬を乗り越え、春の訪れを祝う大切な行事です。
モンゴルでも日本と同じ十二支が使われており、今年は丙午にあたります。モンゴル語では「ガル モリーン ジル(火の馬の年)」と呼ばれ、力強さと情熱を象徴しています。諸説あるようですが、かのチンギス・ハーンも丙午の年に生まれたとか。
今日は、ツァガンサルでモンゴルの人々がどのように新年を迎えるのかを、弊社スタッフに提供してもらった写真とともにご紹介します。
ツァガンサルの日はどうやって決まる?
ツァガンサルの元旦は、チベット仏教の暦(時輪暦)の1月1日にあたり、毎年日付が異なります。正確な日にちは高僧が暦を見て決定し、例年2月から3月の間に訪れます。中国や韓国の旧正月と時期は近いですが、日付がずれることもあります。
ツァガンサルの準備は大忙し
準備の一大イベントが、蒸し餃子「ボーズ」づくりです。新年には年長者の家に親戚や友人が集まる習わしがあり、来客をもてなします。そのため、ツァガンサル前には各家庭で数百個ものボーズを作り、外の寒さを利用して冷凍し保存します。来客が多い家庭でも、蒸すだけで手軽に温かい料理を振る舞えるのです。1,000個以上作る家庭もあるそうです。
また、来客にはちょっとしたプレゼントを渡す習慣もあります。年齢や性別、好みに合わせて贈り物を選ぶのは大変ですが、それもまた春を迎えるための心温まる準備のひとつです。

大晦日と相撲大会
大晦日(今年は2月17日)は「ビトゥーン」と呼ばれます。この日は家の隅々まで掃除をし、食卓を飾ります。供え物「タワグ・イデー」は「ウル・ボーブ」と呼ばれる揚げパンを段々に積み上げ、その上に乳製品や干し肉、お菓子を盛り付けます。段数は奇数が縁起良いとされ、年長者のいる家ほど高く積み上げます。「オーツ」と呼ばれる丸ごと蒸した羊肉も一緒に供えられます。これらの供え物は来客へのもてなしだけでなく、春を迎えるまでの保存食にもなります。

ツァガーンサル(白い月)において、ラハム神は重要な守護神の一つとされています。
ラハム神はチベット仏教における強力な護法尊であり、人々や国家、仏法を守る女神です。ラハム神は夜に馬に乗って人々や家々を守ると信じられているため、その馬のために外に氷を置きます。これは道中の飲み水を用意すること、敬意を示すこと、加護を願うことを意味します。
さらに、大晦日の前日と当日には、全国からモンゴル相撲の力士が首都ウランバートルの相撲宮殿に集まり、トーナメント大会が開催されます。決勝戦が行われる大晦日の午後には、首相や国会議員、各国の大使も観戦する中、熱戦が繰り広げられます。モンゴル相撲の魅力についても、別の記事で詳しく紹介予定です。

新年の朝
元旦の朝は、高い場所に登り、ミルクを撒いて自然と神々に感謝を捧げる儀式から始まります。その後、家族や親戚を訪ね、挨拶を交わします。人々は伝統衣装「デール」や「ツァムツ(シャツ型のデール)」を身にまとい、華やかな雰囲気の中で新しい年を迎えます。各家庭で振舞われるボーズを食べ比べるのもモンゴルのみなさんの楽しみのひとつだそうです。

正月三が日の過ごし方
ツァガンサルの三が日は祝日となり、家族や親戚、友人を訪ね歩く日々です。まず元旦は年長者の家を訪れ、挨拶を交わし、ボーズや乳製品を囲みながら健康と幸福を祈ります。二日目以降は親戚や友人の家を次々に訪ね、プレゼントを交換し、食卓を囲みながら談笑します。この3日間はお店もお休みのところが多く、街は普段よりも静かになります。今年は土日もあったため、ゆっくり家族と過ごせた人も多かったのではないでしょうか。


みなさまの一年が、温かさと喜びに満ちたものとなりますように。



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